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技術情報

銀ナノ粒子インクジェットインク

銀ナノ粒子インクジェットインクを用いた非焼成での
導電性回路描画技術のご提案です。
弊社では、本技術を応用して新たな商品開発に
共同で取り組んで頂ける企業様を募集しております。
銀ナノ粒子インクジェットインクや受容層インク等の
カスタマイズも、必要に応じて承ります。
調査・企画レベルのご案件であっても、お気軽にご相談ください。
特徴

焼成不要で導電性を有する所望の
パターンが形成出来ます。
 
特徴

オンデマンド印刷のため版が不要に
なり、小ロット多品種に対応可能。
 
特徴

インクジェットシステムで描画可能な
場所※なら自在に印刷可能。
※印刷部位には予め受容層の構築が必要となります。
 
特徴

インクは作業環境に優しい水系処方。
用途に応じたカスタマイズが可能です。
メカニズム

〇銀ナノ粒子インクジェットインク
 導電性発現のメカニズム

①銀ナノ粒子の受容層上の堆積

専用紙基材への銀ナノ粒子インクジェット印刷に
より、インク中の有機成分は受容層内部に吸収さ
れ、銀ナノ粒子が受容層上に堆積します。

②銀ナノ粒子のバルク化

受容層上に堆積した銀ナノ粒子が互いに融合、
結合し、バルク(金属銀)化することにより
導電性が発現します。

基本スペック

〇銀ナノ粒子インクジェットインク
 描画スペック

銀ナノIJインク描画
仕様 注記
体積抵抗率 10-6=~10-5Ω・㎝
描画精度 80~200μm ※IJシステム・基材によって変化
塗布厚み 約0.7μm ※インク吐出量に影響
印刷速度 5m/min ※弊社R to R印刷機の場合

所定受容層に描画した細線画像

可能性事例

〇銀ナノ粒子インクジェットインク
 導電性描画システム応用の可能性

  • RFIDタグ・ラベルスマートパッケージ等のアンテナ構築
  • 試作や簡易回路の作製など。
  • 各種家電製品、玩具等の導電配線やヒーター、電飾など。
  • 各種センサー、電子材料の電極他生産材として。