ピエゾインクジェットとは、電圧を利用してピエゾ素子を変形させ、微小なインク粒を吐出する方式です。ゼネラルのインクジェット事業といえばサーマルインクジェット、という印象が強いかもしれませんが、実は私たちの技術はピエゾインクジェット方式にも活かされています。
日付やロット番号といった製品管理に欠かせない可変情報の印字には高い識別性と耐久性が求められます。当社のインクは鮮明な印字を可能にするだけでなく、長期間の保管や流通に適した耐久性も持っており製品の安全安心な管理に貢献します。
世の中にはインクジェットインクの密着が難しい基材もまだ多く存在します。当社は独自インクの開発だけではなく、お客様の課題解決に向けたインクの開発も行うことで、日々ピエゾインクジェットの可能性を押し広げています。
当社は長年にわたり、独自インクやカスタマイズインクの開発を手掛けてきました。これからも、日々変化するニーズに対応しながら、より多くの課題解決に向けて研究開発に取り組んでまいります。
何気ない毎日の安心安全は'印字'によって支えられていると言っても過言ではありません。当社は高い密着性や鮮明性を持つ印字を実現するインクの開発を進めることで、人々に寄り添う印字の品質向上を目指し、より安心できる社会の実現に貢献します。また、国内外の市場トレンドに合わせ、各法規制への対応も重視しています。
当社の強みであるコーティング分野や、サーマルインクジェット事業で培った豊富な経験を活かし、印字から印刷まで多種多様な使用用途に適した産業用インクの提案を行っています。
様々な分野で活用が広がっているインクジェット技術では、基材や用途に合わせたインクが求められています。当社は一般的にインクジェットの使用が難しいと考えられている基材や用途へのインク開発にも挑戦しており、志を同じくするパートナーも募集しています。当社と共にインクジェットの世界を広げていきませんか。
当社が開発に取り組んでいるインク製品を一部ご紹介します。ご興味ありましたらお気軽にお問い合わせください。こちらにないコンセプトのご要望でも、まずは是非お声がけください。
紫外線で硬化する特性を持つUV硬化インクは、ノンポーラス基材上においても乾燥時間を要することなく即座に基材への高い密着性と耐久性を実現します。当社ではコーディング・マーキング用途向けに加え、精密性が求められる装飾用途に適したUV硬化インクも開発しており、幅広い産業用印刷・印字案件に対応が可能です。
水ベースでありながら、ヒーターによる加熱・乾燥工程を経ることで、フィルムに代表されるノンポーラス基材への印刷・印字が可能となるインクです。溶剤系インクに比べ揮発性有機化合物(VOC)の含有量が少ないため、環境や人体への負担を抑えることができ、持続可能なソリューションとして期待されています。
印刷速度や印刷品質への高い要求に応えるだけではなく、従来困難とされていた 「速乾性」と「ノズル詰まりのしづらさ」の両立を実現した点において、既存の溶剤系インクと一線を画しています。インクの乾燥やメンテナンスに要する時間を短縮することで作業効率向上が期待でき、ワイドな印字幅と安定した連続印字性が求められるマーキング用途に適しています。
導電性のある銀ナノインクの開発にも取り組んでいます。銀の粒子を使用しているため、インク受容層を持つ基材に印刷することで電気を通す特性を備えています。高温処理無しでも導電性を発現でき、紙やフィルムといった様々な基材への印刷に活用できるほか、RFタグや配線用途への応用も期待されています。
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