当社は、11月6日付で公表いたしました「情報流出の可能性に関する調査について」に関し、
外部専門機関によるフォレンジック調査および社内調査を継続してまいりました。
このたび、調査が概ね完了いたしましたので、以下のとおり最終報告をいたします。

１．調査結果について
　本件に関する詳細な調査の結果、当社従業員の個人アカウントで不正アクセス（乗っ取り）被害が
　確認されました。
　一方で、個人情報保護法に該当するような個人情報ファイルの外部流出は確認されておりません。

　しかしながら、業務で使用していた一部のファイルが、当社管理外となる個人アカウントに
　紐づいたクラウドサービス上に保管されていた事実が判明いたしました。
　当該クラウド環境が不正アクセスを受けていたことから、これら業務ファイルについては、
　外部に流出した可能性を完全に否定することはできないとの結論に至っております。

２．現時点で確認されている影響
　現時点において、当該ファイルの不正利用や二次被害等の事実は確認されておりません。
　また、当社が管理するシステムおよびサーバーからの情報流出は確認されておりおません。

３．再発防止策について
　当社は本件を厳粛に受け止め、以下の再発防止策を含めセキュリティポリシーの
　見直しを実施します。

　・業務データの保存先に関するルールの明確化および運用の徹底
　・個人アカウント(クラウドサービス含む)の業務利用禁止の再周知
　・情報セキュリティ教育の再実施および定期的な監査の実施

　今後も情報セキュリティ管理体制の強化に継続して取り組んでまいります。

４．お詫び
　本件により、お取引先様および関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、
　心よりお詫び申し上げます。
　当社は、再発防止および情報管理体制の一層の強化に努め、
　信頼回復に全力で取り組んでまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2025年12月24日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゼネラル株式会社
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役社長 髙嶋照二